2008年10月25日
組織に介入する
とあるクライアント企業で、カウンセリングなんて受けても解決しないでしょ? という人のカウンセリングをした。
人が足りてない職場での異動や人員配置、家族の問題。
確かに、本人の手が届かないところの話は、解決はしようがない。
それでも、本人を心理的に援助する目的を説明し、カウンセリング自体はそれなりに進む。
役に立った実感はないが、最後はすこし笑顔を見せてくれるくらいには場が和らいだ。
それだけでも、たぶんよかった。
でもそれはそれとして、総務人事の方に、残業時間の短縮対策についてお願いしてみた。
直接の解決ではもちろんないが、物理的負担を減らすことで、自分で対処する余裕が生まれる。
しかしサービス残業当たり前の部署が未だに残る環境で、どのくらい受け止めてもらえるか・・・危ぶんだが、思いのほか、反応がよかった。
以前所長とはお話したことがあり、トップは下を大事にしたいと働きかけているという認識があった。けれど組織の構造上、トップと職員の間に見えない壁があったということだと思う。
そして総務は、とにかく休職者を増やしたくないという問題意識があった。
経験が浅いから、雇われカウンセラーの言うことをどれだけ重んじてくれるかは、言ってみるまで全く見定められない。
今回も出たとこ勝負だったし、結果的に彼の望みが叶うかはまだわからない。
だけど。
何かは変わるかもしれない。すぐじゃなくても、いつかは。
気をよくして、もっと具体的に踏み込んでみることも、もしかしたらできるちゃうかも。
なんだって言ってみるもんなんだよな。
彼も私も。
・・・
と一人、ほんのちょっとの自己効力感を感じる一方で、激しいパワハラが文化として横行している別企業の組織に、契約範囲を越えて介入すべきかどうか迷っている自分もいる。
組織介入、ほんと個人の裁量によるってのが困るよね。
人が足りてない職場での異動や人員配置、家族の問題。
確かに、本人の手が届かないところの話は、解決はしようがない。
それでも、本人を心理的に援助する目的を説明し、カウンセリング自体はそれなりに進む。
役に立った実感はないが、最後はすこし笑顔を見せてくれるくらいには場が和らいだ。
それだけでも、たぶんよかった。
でもそれはそれとして、総務人事の方に、残業時間の短縮対策についてお願いしてみた。
直接の解決ではもちろんないが、物理的負担を減らすことで、自分で対処する余裕が生まれる。
しかしサービス残業当たり前の部署が未だに残る環境で、どのくらい受け止めてもらえるか・・・危ぶんだが、思いのほか、反応がよかった。
以前所長とはお話したことがあり、トップは下を大事にしたいと働きかけているという認識があった。けれど組織の構造上、トップと職員の間に見えない壁があったということだと思う。
そして総務は、とにかく休職者を増やしたくないという問題意識があった。
経験が浅いから、雇われカウンセラーの言うことをどれだけ重んじてくれるかは、言ってみるまで全く見定められない。
今回も出たとこ勝負だったし、結果的に彼の望みが叶うかはまだわからない。
だけど。
何かは変わるかもしれない。すぐじゃなくても、いつかは。
気をよくして、もっと具体的に踏み込んでみることも、もしかしたらできるちゃうかも。
なんだって言ってみるもんなんだよな。
彼も私も。
・・・
と一人、ほんのちょっとの自己効力感を感じる一方で、激しいパワハラが文化として横行している別企業の組織に、契約範囲を越えて介入すべきかどうか迷っている自分もいる。
組織介入、ほんと個人の裁量によるってのが困るよね。
Posted by まつげ at 02:29│Comments(0)
│3歳児とワーキングマザーの日常
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