たまりば

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2009年01月18日

姫の生き方

最近の娘はプレステの電源を一人で入れられるようになり、DVDのメニュー画面で自分でコントローラの○ボタンを押してスタートさせられてしまうのだった。
でもって、魔法使いがコワイから数週間前は敬遠していた白雪姫や眠り姫も好んで見るようになった。
特に眠り姫で、王子が一旦は魔女に捕まり、妖精たちの助けでそこから逃れ、戦って勝つシーンはわーわー言いながら熱心に見る。

園では「〜ごっこ」が流行りで、友達Aがねこの役、友達Bがおかあさんの役、さく坊はオーロラ姫役でなりきり劇場が展開したりするらしい。
すごいキャスティング。

もちろんドレス他ひらひらした服への執着はすごい。
ディズニーストアでは張り付きだったし、毎晩フリルのエプロンを出してきて着けて行動している。
このエプロンをさ、裸ないしは、下着+ぱんつ一丁でつけたがるのよ・・・。
訳を聞いたら、「だってプリンセスだから肩を出したいんだよ」だってさ。

母もディズニーの姫ものの映画は見たことがなかったので、なんとなく音楽的映像的に美しいかなと思って見せたんだけどもさ。
「ねーおかあさんはどのプリンセスがすき?」
と毎日聞かれるたび、なんだかちょっとずつ違和感が・・・w
自分で見せといて、ホントなんなんだけど。
幸せになる夢だけ見ていて寝てるうちに周囲が至れり尽くせり、ぱちっと起きたその瞬間ナニゴトもなかったのようにハッピーエンドを受け入れる受け身な姫に、あまり傾倒してほしくないな〜、という気分なのだった。

ま、しかしシンデレラなんかはさ、現代でいうところの「引き寄せの法則」を実践してるとも言えなくもない。
ポジティブシンキング。夢や野心は片時も忘れない。逆境でも不平を言わず、与えられた任務を誠意を持ってこなす、自立したワーキングウーマン。
ディズニーのシンデレラは、動物たちに助けられる場面がいくつもあるんだけど、これも日頃から彼らをかいがいしく面倒見てて、人脈を育ててたってことだ。
そして、いざという場面では華麗に歌って踊れる技術を、生活の中で身につけていたわけです。
ただ手をこまねいていたわけじゃないんだよ、と娘には教えようと思います。ハイ。

シンデレラコンプレックスという言葉があるけど、実は白雪姫コンプレックスのほうがいいんじゃないかな? 果報は寝て待て、って話ですからね。



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